洄流 | 月相燈器

台湾出身の作家・洄流(Kairyu)は、長年にわたり古物を収集・探求し、ものに宿る精神性と霊性をテーマに制作を続けています。2019年から燈器の制作を開始した月相燈器は、夜空の月のように、静かに光を放っています。新月、満月、三日月など、月相の名のように、照明の形や質感が光に照らされて、その「相」が現れ、異なる雰囲気を漂わせます。

照明作品に用いている「古代窯器」は共通の精神的な意味を持っていると考えます。有機的な古代窯器の形と、光が放つ円は、呼吸しリズムを持つ不完全な「円相」のようで、それは真理と悟り、虚無と宇宙を内包しています。月光の微かな光は安心感を与え、暗闇の中の光を通して人は自身の内面世界を感じることができます。モノの形、色、質感、手触りが人々に与える精神的な作用、そして陰翳の美を追求した作品です。

古代窯器サイズ：直径およそ10cm x 7cm
重さ：1.5kg

電球：e26 / b22 / b15 *e26とb22の電球は⽇本で容易に入⼿できます。

コード装飾：中国雲南省こうぞ⼿漉き紙。新品のコードの上に飾りを付けた作りのため、安全性に問題ありません。
コードの長さ：300cm（調整不可）
仕様：⾓型引掛シーリングが付いており、ダクトレールや「丸型引掛シーリング」に装着することができます。

発送：木製の箱に入れて郵送をいたします。

そのほか、様々なテクスチャーの古代窯器の作品がございます。ご興味ある方は、その他の作品もご覧いただけますのでお気軽にお問い合わせください。